ローズマリーの効果・効能

集中力・記憶力を高めるハーブ、ローズマリー

学名はRosmarinus officinalisで、シソ科マンネンロウ属に分類されるローズマリー
常緑小低木で、草丈は50cm~120cmほどにまで成長します。

日当たりと水はけがよい場所であれば、特に土を選ぶこともなくよく育ちます。
ただ、夏の暑さや乾燥には弱いので、枝葉が茂りすぎていたりすると下の葉の部分が枯れてしまうといったこともありますので、この時期は切り戻しが必要となります。

ガーデニングとしても人気の高いハーブですが、ローズマリーには大きく分けて3種類のタイプがあります。

トスカナ・ブルーやミス・フェサップ、アルプといった、日本でよく栽培されている立性タイプ
プロストラータムやサンタバーバラなどの匍匐(ほふく)性タイプ
ウッドローズマリー、ブルーボーイなどの中間タイプです。

原産国は地中海沿岸で、別名マンネンロウとも呼ばれています。
ローズマリーという名前は、ラテン語の「ロス・マリヌス」からきています。
海のしずく”という意味です。

アロマとしては、カンフェン、シネオール、フラボン配糖体、ロスマリン酸といった精油成分を持ちます。
葉だけでなく茎も花の部分も使え、アロマだけでなくハーブティーや料理などにも活用されています。

その特徴は、集中力記憶力を向上させることで有名です。

生のままでも乾燥させても使え、抗菌作用や酸化防止作用から食べ物のもちを良くすることから、さまざまな料理に使われています。
特に肉料理には定番のハーブとなっています。

ハーブティーとして飲用すると、その香りに脳が刺激を受けて元気を取り戻すといわれています。

ローズマリーは飲食だけでなく、化粧品にも活用されているハーブ。
化粧水として使うと肌を引き締め、殺菌効果で肌をきれいに若々しくするといわれています。

また、刈り取ったローズマリーをそのまま吊るしてドライハーブにすれば、消臭効果でお部屋の嫌なにおいも取り除いてくれると使い勝手が広いハーブなのです。

ローズマリーが見せた、驚きの若返り効果

ローズマリーは、スキンケアでも活用されています。中世の頃は、“若返りの水”とも呼ばれていました。

それは14世紀の頃、ハンガリー王カーロイ1世の王妃エリザベートⅠ世の為に、ローズマリーとライムをアルコールに漬けて抽出した水を献上したことからだそうです。

年齢からも弱っていたからだが、それを使ったとたんにみるみる回復。外見も若々しくなったというのです。

この話から、ローズマリーを使った水は「ハンガリー王妃の水ハンガリアン・ウォーター)」と呼ばれるようになりました。それが若返りの水です。

その後さらに手が加えられ、ラベンダーやミント、セージ、マジョラム、モッコウ、ネロリ、レモンなども加えて作られるようになりました。

そして、他にもさまざまな組み合わせで、今日までたくさんの人につかわれているのです。

民間療法でも優れた効果を出すローズマリー

ローズマリーは、料理や飲み物、そしてスキンケアに有効なイメージが強くありますが、健康効果ももつ優れたハーブなのです。

ローズマリーの精油は優れた神経刺激剤となりうるので、これが減退してしまった神経の機能を活性化。大半の神経障害に活用できると、医療面でも注目されています。

また、緩和な刺激作用を示す優れた強心剤となり、心臓の神経障害にも効き目があります
高くなってしまった血中コレステロールを正常な値になるよう促し、動脈硬化症に対しても同様に使うことができるといわれているのです。

消毒作用も高く、特に腸内の感染症下痢などには最適です。

内用薬だけでなく、外用薬としても使えます。

リウマチ痛筋肉痛にとても良い薬剤になりますし、シラミ疥癬創傷用剤としても優れた効果を発揮するのです。

また、ローズマリーのもつ刺激・清浄作用は、脱毛やフケにも有効。

そのため、頭皮のさまざまなトラブルにも昔から使われております。
また、収れん性もあることから、トニック剤としても活用されています。

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